野火 FIRES ON THE PLAIN

2014/製作、配給:海獣シアター(2016 4月より配給:新日本映画社)
/15年7月25日公開/渋谷ユーロスペースほか/DCP/カラー/5,1CH デジタルサウンド/1,85: 1/87分/PG12
©2014 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER ALL ROGHTS RESERVED

〈解説〉
大岡昇平の「野火」を高校生のときに読んでから、長い間映画化を考えていた作品。30代からは具体的に制作準備を開始するが、必要な予算は集らなく、延期を繰り返した。戦争が近づいている危機感を感じ、条件のまったく揃わない中、ボランティアスタッフを募り制作を開始。半年間の準備と撮影、さらに半年の仕上げ期間を経て完成。配給も「鉄男」以来初めての自主配給で、全国の劇場を塚本自ら渡り歩いた。さまざまな文化人の応援メッセージなどで、幅広い観客層が集まり、戦後70年の映画として社会現象にまでなった。

(略筋)
第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。
日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。
しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そして原野を彷徨うことになる。
空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは・・・

第25回日本映画プロフェッショナル大賞/第30回高崎映画祭最優秀作品賞・最優秀新人賞(森優作)受賞/第10回KINOTAYO現代日本映画祭批評家賞・最優秀撮影賞受賞/第7回TAMA映画賞特別賞受賞/第70回毎日映画コンクール監督賞・男優主演賞(共に塚本晋也)W受賞

[スタッフ]
製作 塚本晋也
原作 大岡昇平
脚本・撮影・編集:塚本晋也
助監督・撮影・照明:林啓史
スチール:天満眞也
制作:斎藤香織/山中亜矢子
衣装:岡部仁美
美術造形:MASAKO
銃器武器製作・監督助手:峯達哉/白岩義行
銃器武器製作・メイク:弓場絢
特殊メイク・特殊造形:陸田千春
特殊造形:角奈津子/木場理江
フィリピンロケ製作/助監督:大友麻子
ロケハン協力・現場協力:強瀬誠
セット:中嶋義明/山内まも留/永野文夫/手計孝浩
軍事所作指導/軍事監修:金子昌弘
操演:鳴海聡
衣装進行/大道具:古賀志信
大道具/特殊効果:中野拓/宮川洋輝/平尾陽祐
考証:佐々木裕文
撮影録音助手:日下部文哉/幹戸良太
特殊効果:富奥晃史/水取拓也
道具製作:柳田純一/小林由美子
衣装縫製:大泉彩音
特殊造形アドバイザー:花井麻衣
銃器武器製作アドバイザー:實藤亮介
編集助手/コンポジット/グレーディング:長岡広太

音楽:石川忠
サウンドエフェクト・サウンドミックス:北田雅也
ポストプロコーディネーター:志田直之
タイトル:津田輝王/関口里織
特別協力:黒木久勝/寺嶋芳彦/寺嶋景子
     新井遊佐/新井眞智子/新井佐五郎
協力:真鳥アキコ/志太駿介/吉川裕子/津波恵/塚田百香/金山恵梨香

[キャスト]
田村:塚本晋也
安田:リリー・フランキー
伍長:中村達也
永松:森優作
一等兵:神高貴宏
上等兵:入江庸仁
マラリアの兵士:辻岡正人

分隊長:山本浩司
田村の妻:中村優子

軍医:山内まも留
比島の女:Arlene Dinglasan

その他の出演者:丸山昇平/松下力/齋藤隆文/鶴川健吉/田中亮丞/
Dean Newcombe/内田周作/宮本 圭/槇 健/仲村颯悟/中島朋人/
中嶋アサド/大友 律

KOTOKO

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2011/製作:海獣シアター/マコトヤ配給/12年4月7日公開/テアトル新宿、シネ・リーブル梅田、名古屋シネマスコーレ、KBCシネマ1・2 他全国順次/カラー/DCP/FullHD/5.1ch/91分/PG12
©2011 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER /2012年現在配給:マコトヤ

〈解説〉
日本映画初の快挙!ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門最高賞(グランプリ)受賞
2011年9月、『KOTOKO』は、第68回ベネチア国際映画祭で、20分以上におよぶ熱狂的なスタンディングオベーションで迎え入れられた。さらに、審査員全会一致で“日本映画初”となるオリゾンティ部門最高賞(グランプリ)を獲得。同時に、イタリア、57の映画WEBサイトの評論家が選ぶNo.1を選ぶ、シルバーマウス大賞をダブル受賞。このふたつの受賞は、本作の、クオリティと人気の高さを示すものとなった。また、11月にエストニアで開催された第15回タリン‐ブラックナイト映画祭では、既成の枠に収まらない本作のために急遽新たに最高映画表現者賞が創設され、塚本晋也とCoccoに贈られた。

(略筋)琴子は世界がふたつに見える。ひとつに見えるのは歌っているときだけだ。琴子には幼い息子・大二郎がいる。彼を守りたい。しかし予測できない恐怖に満ちた毎日に、琴子の心は安らぐ瞬間がない。そんなある日、田中と名乗る見知らぬ男が琴子に声を掛けてくる。琴子の歌と歌う姿に魅了されたという田中と一緒に暮らしはじめ、世界はひとつになると思えたが…。愛する息子を守ろうとするあまり、現実と虚構のバランスを崩していく 女性の慟哭と再生を描く。
『鉄男』『六月の蛇』の鬼才・塚本晋也、稀代の表現者Cocco。強烈な個性のアーティストふたりが作りあげた、壮絶で巨大な愛の物語。日本映画初の、第68回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門最高賞(グランプリ)を受賞。

[スタッフ]
監督:塚本晋也
製作:塚本晋也
企画:Cocco 塚本晋也
原案:Cocco
脚本:塚本晋也
音楽:Cocco
美術:Cocco
撮影:塚本晋也 林啓史
照明:林啓史
特殊メイク・特殊造型:花井麻衣
編集:塚本晋也
整音・音響効果:北田雅也
スチール:天満眞也
助監督:林啓史 藤田奏
制作:斎藤香織
製作:海獣シアター
制作協力:シーオーダブルシーオー
配給:マコトヤ
A SHINYA TSUKAMOTO FILM “KOTOKO” FEATURING Cocco WORLD SALES by GOLD VIEW

[キャスト]
Cocco
塚本晋也

Cocco 歌のお散歩。 Cocco Inspired movies

 

  

2011/  東日本大震災救援企画「Cocco Inspired movies (インスパイアード・ムービーズ)」より
カラー / 23分
Cocco Inspired movies [DVD]

〈解説〉Coccoとゆかりのある8人の映像クリエイターたちによるコラボ企画。
塚本は、「Cocco 歌のお散歩」を撮る。
Coccoの「十三夜」「spring around」「玻璃の花」が、
暗い森林から始まり、無人の広場、黎明の浜辺にかけて、
全編1カットで披露される。

[スタッフ]
作/撮影:塚本晋也
協力:大田康一
     長岡広太
     井筒康仁
     沖縄フィルムオフィス

[キャスト]
Cocco

妖しき文豪怪談 葉桜と魔笛 The wistle

http://tsukamotoshinya.net/contents/images/bungokaidan.f4v

2010/NHKエンタープライズ・海獣シアター制作/NHKエンタープライズ配給/11年8月20日公開/HDCAM/カラー/36分/日本語
©NHK 2010 

妖しき文豪怪談 DVD-BOX
妖しき文豪怪談 「片腕」「葉桜と魔笛」 [DVD]

〈解説〉日本映画界の気鋭の監督たちが、名だたる文豪の怪談小説をドラマ化。映画版として手を加えられ、ロードショー公開もされた。塚本は、太宰治の「葉桜と魔笛」を監督。太宰が愛する女性と平穏に暮らしていた時期に書かれた、太宰の中でももっとも美しい作品。長年介護していた塚本の母親が仕上げ期間中に亡くなり、死にゆく妹を思う姉の気持ちは特別なものとして描かれた。

〈物語〉日露戦争下の明治。厳格な父親に育てられた姉妹。18歳の姉は不治の病をわずらった16歳の妹を看護している。ある日、姉は、妹のもとに届いているM,Tという男性からの手紙の束を見つけてしまう。手紙によれば、妹はその男性と深い関係にあるらしいのだ。
思いを寄せている男性が出征し、死に瀕している妹の中に未知の影を見た姉は、次第に常軌を失っていく。巨大な死の影に脅かされる若い姉妹の痛みを描く。

[スタッフ]
エグゼクティブ・プロデューサー:山崎秋一郎、浜野高宏
プロデューサー:塚本晋也、川原伸一
原作:太宰治
脚本:塚本晋也
撮影:塚本晋也、志田貴之
音楽:石川忠
録音:加藤大和
MA:井筒康仁
音響効果:北田雅也
助監督:林啓史
スタイリスト:小林純子
メイク:三沢友香
スチール:天満眞也
編集:塚本晋也
制作:斉藤香織

[キャスト]
優子(姉):河井青葉
伊津江(妹):徳永えり
姉妹の父親:國村準
キンジ(優子の恋人):小林ユウキチ