2022/5/2更新
大切なお時間を割いていただく募集ですので、
少しでも理解いただくよう記させていただきます。
前回の募集では煩雑にならぬよう書きましたが、わかりづらいところを補足させていただきます。
■キャスト
若い復員兵は、戦争から帰って戻ってきたばかりですので、髪は坊主が少し伸びたようにしていただける方が条件になります。
新しい方にお願いする趣旨でしたが、経験のある方、未経験の方、広くご連絡いただいています。映画にとって最も理想的な方にお願いできたら、と思っています。
この度は、女性の方、日本人以外の方の募集は、後募集しますエキストラさん以外はございませんです。
■スタッフ
●カメラは塚本が行いますので、そのサポートをしていただける方になります。
性能の良い簡便なカメラを選びましたので、ほぼ塚本が行いますが、失敗が許されないところゆえ冷静にサポートしてくださる方を募っています。経験知識よりは、冷静で丁寧な方を望んでいます。
録音のマイクを構えたりもします。
●照明は経験スタッフが行いますが、その手伝いをしていただく方。他の技術的なことと兼ねることもあります。
●美術は小さなセットを作る予定です。作業場で作業します。小人数で現場でも転換修復についていただくことになると思います。こちらは応募してくださる方と臨機応変に考えて行きたいと思います。
映画に登場する種々様々なものは塚本と話し合いながら、手分けして探したり、作業場で
制作したりします。古い時代を再現しますので、ご自分のデザインの作品や、造形物などありましたら写真を添付くださるとありがたいです。(作業を拝見したいので、その時代をイメージした創作物である必要はございません)
●衣装は、塚本と話し合いながら、探したり、持ち帰りで制作したりしてもらいます。
●制作は主に撮影中のお弁当の手配など撮影が円滑に進むためのことをお願いします。
コロナの対策も必要になってきます。
その他は、追って必要に応じてまた募集させていただきます。
これまで多くの作品は、常連スタッフに、ポランティアスタッフを募集して、ボランティアスタッフの方々には頭からおしりまで全部の仕事を体験していただきました。そこから適正を見つけて羽ばたいた人がいることは海獣シアターの誉れです。が、それは割と時間をかけて作る場合のやり方になり、人数も多くお願いしていました。コロナのおり、人数を最小限にし、遅くなってのお礼でお頼みするのも良くないと思い、各分野で必要なことを決めてお願いする形の募集にしました。どちらの方法が良いのか分かりませんが、様子を見て、よい方法を模索したいと思います。そうは言いましてもとても小さい規模の映画になりますので、条件など双方納得いくよう話し合ってから始めさせていただきます。
頭から撮影終了までべったり体験する「なんでもやるボランティアスタッフ」がやりたい、という方も一応募集することにします。様子を見ながら、バランスを見てお願いすることにします。
もちろん海獣シアターの現場にすでに参加してくれた方も歓迎です。一人一人にスケジュールを聞くことができず、こういう募集をさせていただいています。
よろしくお願いします。
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以下最初の応募
「鉄男」「野火」などの塚本晋也監督が、「斬、」以降4年ぶりになる新作映画を始動。
スタッフと出演者を募集する。
物語は、終戦直後を生きる人々の姿を描きます。同監督の『野火』、『斬、」の流れを汲む作品となります。
募集するスタッフ
①制作スタッフ(現場を円滑に進めるために、現場を周囲から支える仕事です)
②技術スタッフ(撮影まわり。冷静で几帳面な方を望みます)
③美術スタッフ(映画に映る人物、風景以外の全ての大道具、小道具を指すこととします。工作をしたり物集めを協力してくださる方)
④衣装スタッフ(衣装を集める、あるいは作ることに力を貸してくださる方)
①~④、期間、条件などは話し合いで。短い撮影ですので何らかの経験のある方がありがたいですが、 通常の撮影方式と異なりますので、経験者未経験者不問とします。
撮影は7月中ばあたりから8月いっぱいの中2~3週間ほど。9月に一部回す可能性も
あります。撮影の前の期間から、条件を話し合わさせていただいた上で参加していただきます。
(参加していただく部門によって日程も変わってきますので、5月から9月までのご都合もお知らせください。その期間全部をお頼みすることはありません。また募集する要項も状況によって変動する可能性もあり、ご容赦いただけたらと思います)
募集するキャスト。
①若い復員兵。メインキャストの一人。7月の中盤から7月いっぱいまでの数日。と、8月中盤か9月のいずれかの日にもう1日。
スタッフ、キャストとも
履歴書に、顔写真、(キャストは全身写真も),協力いただける期間(あるいはNGの期間),
どの仕事を希望されるか,参加動機と連絡先(メールアドレス必須)などを記入の上、以下へお送りください。
履歴書の送り先
170−0001 東京都豊島区西巣鴨1−12ー6シャリエ西巣鴨805
「海獣シアター塚本晋也『終戦企画」」までお送りください。
(ご質問等は履歴書にお願いします。提出していただいてから2週間以内にメールにて返信をさせていただいた方に面接をさせていただきます。当方から面接のご連絡させていただきます以外は、誠にすみませんが、連絡を控えさせてくださいませ)SNS (塚本晋也Twitter)でも状況をお伝えして行くつもりです。
5月12日(木)(消印)を一旦締め切りとさせてください。
監督メッセージ
新作を始動します。小さな映画ですが、今の時代に投げかける大切な作品にしたいと思います。
スタッフは、一部大きな撮影がありますが、全体、少数精鋭で、静かに丁寧にものづくりのできる仲間を募集します。
キャストの若い復員兵は、いわゆる軍人タイプの人でなく、柔らかな印象の方がありがたいです。多様な演技をお願いすることになります。
どうぞ、よろしくお願いします。
塚本晋也